26日は中島梓さんの月命日にあたります。
お別れの会のプロデュース等はしたものの、葬儀に参列しているわけでもなく、なんとなく認めたくなくて、じつはまだ一度もお墓に行ったことがありませんでした。
でも、2月に「誕生日の夜に」をレコーディングすることにもなっており、そろそろ自分で気持ちに区切りをつけなければ、と思い、ご主人の今岡さんにお願いしてお墓参りにご一緒させていただきました。
いいお天気の昼下がり。
まずは菩提寺の本堂でご挨拶してからお花を買ってお墓へ。
お墓の石碑に梓さんの名前があり、複雑な気分になりましたが、目を閉じて手を合わせて、梓さんにいろんなことをたくさんお話しました。
最後にレコーディングのこととか、私がやってることが気に入らなかったら絶対出てきて阻止してね、そんな感じのことをお話しして.....ずいぶん長くお話しちゃったなあ.....と私が顔を上げた瞬間です。
なんと、今岡さんの携帯電話が鳴りました!!!!!
電話の主は息子さんだったのですが....あまりにもドンピシャのタイミング。
梓さんにはお別れの会の時にもイタズラを仕掛けて来たのですが......またやられた! と確信してしまいました。
私がお墓に来た事、わかってるからね。というサインだったんだな、と。
もう、爆笑しながら号泣。
うれしかったです。
やはりお墓参りも梓さんの着物で行きたかったので、アナスイのお着物にこの日はシルバーグレイのレース模様の帯、黒地に漆の薔薇の羽織を組み合わせて行きました。
2011年度 着物着用日はこれで12日。